文化が一度失われると、そこには本当の喪失がある。
それが目に見えないモノであれば尚更だ。
この国では古き良き精神文化の衰退がいまや末期であり、僕などは新人類的精神の陣営に属している部類だろう。それだからこそ、失われゆくモノに心ひかれるのかも知れない。
が、これは単なるノスタルジーではない。むしろ、可能性。
戦後、失われた精神文化とともに多くの伝統工芸が衰退の道をたどった。
御多分に漏れず日本の伝統構法といわれる木造建築技術も伝承が難しくなっている。
伝統構法は、現在行われている木造在来工法とは別のモノで、神社やお寺、古民家なんかに見られる建築技術のことをそう呼んでいます。
先週、その伝統構法によってつくられた家の実大振動台実験を見学してきました。
下のページで動画が見られます。
http://green-arch.or.jp/dentoh/experiment_edefense_2012_3.html
揺れる時に木が鳴るんですね。
音が、すごい。
地震の力。
でも、地震の多いこの地で育まれてきた人間の智恵(文化)の力も侮れません。
正解は一つではない。
パラダイムの転換、または解放はもうすぐそこに来てるかも。

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